「印鑑」と言われたとき、頭の中にどのようなものが思い浮かびますか?
ほぼ全員が、円柱状の形をした、細長くて、名前や文字が彫ってあるものを思い浮かべることでしょう。
では、「ハンコ」と言われた時はどうでしょうか。
やはり同じく、円柱状の形をしている、細長くて、名前や文字が彫ってあるものを思い浮かべますよね。となると、「印鑑」と「ハンコ」は同じ物ということになるのでしょうか。
厳密にいうと、印鑑とハンコは異なります。
いわゆる、円柱状の形をしていて細長く、名前や文字が彫ってあるものは「ハンコ」または「印章」といいます。
それに対して、ハンコによって紙などに押された印のマークを印影といいます。
さらに印影の中でも、銀行や官公庁などに届け出た印影のことを、実は、「印鑑」と呼ぶのです。
これは、当初は区別して使われていたと思われることだったのですが、「ハンコ押してください」ということと「印鑑ください」ということが徐々に同意義で使われるようになったことにより、混乱した結果、同じようなものとして認識されるようになっていったと考えられています。
木, 12月 8 2011 » 印鑑 » コメントは受け付けていません。
印鑑の歴史は非常に古く、古代メソポタミア文化で使われたのが最初とされています。
面白いことに、その形は今とほぼ変わらず、スタンプ型だったことが、出土品から確認されていますが、その後は何回か形を変えたこともあったようです。
またさらに、当時から印鑑の使用目的は、認証や封印、所有権の証明などで、これも今とほぼ変わっていないということも確認されています。
また、中国でも印鑑は古くから重宝されてきており、古く遡ると、中国の始まりの時代である夏・殷・周の三代にまで行きつくとさえいわれています。
そして日本では、西暦57年頃に中国から送られてきた金印が日本最古のものとされており、それ以降、つまり大化の改新以降では、律令制度の確立とともに印鑑が現在のような形で使用されるようになっていったと言われています。
そして、当初は公式の文書のみに使用されていた印鑑も、近世以降に徐々に広がっていき、江戸時代には私文書にも印鑑をつけることが一般的になりました。
明治維新という、西洋文化を積極的に取り入れるターニングポイントとなった時代でも、署名ではなく印鑑が生き残り、1900年までには、印鑑が今と全く同じように用いられるようになっています。
印鑑の『華押堂』はこちら
木, 12月 8 2011 » 印鑑 » コメントは受け付けていません。
現在では、印鑑は非常に多くの場面で用いられていて、家に届く宅急便に押す印鑑もあれば、自動車や保険、住宅といった非常に高額な買い物の際に、本人確認の意味で押す印鑑もありますし、お金を取り扱う銀行では必ず必要となる本人の意思確認という意味で印鑑は用いられています。
海外では、サインをするというのが当たり前の文化となっていますが、日本では印鑑を押すということは、「この文書は私が作成しました」という意味を表しています。
そのため、印鑑を押した人は、その文書の内容について了解し、同意しているという公的な意味を持っているということになるのです。
よく、印鑑を押すのにインクの付いた簡易式印鑑では不可とされることがあると思います。
それは、重大な金額を動かすような内容の文書においては、簡易式印鑑で用いられているような印影の変化が起こり得るゴム印を使用すると、後々に本人確認が出来なくなってしまうためとされているからです。
それほどまでに重要な意味をもつ印鑑なので、気軽に押すということは絶対に避けなければならないことなのです。
印鑑の『華押堂』
木, 12月 8 2011 » 印鑑 » コメントは受け付けていません。
印鑑は、押してあればその持ち主の同意が得られた文書とみなされ、その後も撤回には公式の手続きが必要になるという、非常に拘束力の強い重要なものです。
ですから、印鑑の保管には、その安全性の確保という意味で非常に慎重に行わなければなりません。
例えばよくあるのが、銀行印と通帳を同じ場所に保管することです。
確かにどこに保管したのかを記憶しておくには非常に便利な方法なのですが、もし盗難などの犯罪にあったとき、すぐに犯罪者にお金を渡してしまうチャンスを与えることになります。
同様に、実印と印鑑登録証や不動産の権利書を一緒に保管することも厳禁です。
印鑑登録証があれば、それだけで役所で手続きをしたら、他人でも印鑑証明書の発行を受けることができるわけで、それを悪用されて多額の借金を作ることになったり、知らないうちに高額な品物の購入契約を結ばされていたりすることになりかねません。
ですから、印鑑の保管場所には細心の注意を払うとともに、長期に家を留守にする場合は、銀行の貸金庫に預けるなどの保全措置を取るようにしておく必要があります。
木, 12月 8 2011 » 印鑑 » コメントは受け付けていません。
実印を失くした、または盗まれてしまったという時には、それが発覚した時点で即刻、市区町村役場や登記所に紛失もしくは盗難の届け出をしなければなりません。
それによって印鑑登録廃止の手続きを行い、失くしたり盗まれてしまったりした印鑑が悪用されるのを防がなければならないからです。
また、もし銀行印に使っている印鑑を紛失もしくは盗難にあったという場合でも、速やかに銀行にその旨を届け出なければなりません。
この時、本人と証明するものが確実に必要になりますから、手元に用意してから行くようにしましょう。
そして、改印届を提出して、新しい印鑑を登録するようにします。
もちろん、盗難の場合はすぐに警察に紛失届を届け出ることを忘れないようにもしなければなりませんね。
一般的な認印等でしたら、紛失に必要な手続き等はありませんが、それでも扱いは慎重に行う必要があるでしょう。
また、会社印を紛失した場合には、改印したらその旨を各取引先にも伝えなければならないので、それを忘れないようにしましょう。
木, 12月 8 2011 » 印鑑 » コメントは受け付けていません。
「家庭教師」と聞くと、比較的裕福な家庭をイメージしていた。
しかし、それも一昔前の話。今では、家庭教師は塾や通信教育と並び
身近な学習支援のツールなのではないかと思う。
かく言う私も、学生時代は家庭教師のアルバイトをしていた。
相手が中学生とは言え、報酬を得ている限りは決して手を抜くことはできない。
アルバイトではあるが事前準備を入念に真剣勝負で挑んでいたことを、今も覚えている。
また、生徒が真剣に学び、成績を上げていったときの喜びは大変大きいものだった。
時には勉強以外の事を話したり、ご家族の方たちにも可愛がっていただいた…
家庭教師をした経験は、私にとって大きな財産である。
塾や通信教育を批判するわけではないが、このように一対一の人間同士で向き合ってこそ
本当の学力が得られる・また学力以外のものも得られると思う。
もちろん教師と生徒との相性もあるだろうが、家庭教師は
魅力的な学習支援ツールであうと感じている。
金, 10月 21 2011 » 家庭教師 » コメントは受け付けていません。